美陽と鈴は幼馴染の大親友。二人は異性愛者であったが、性を乗り越え互いを恋愛対象として意識し合い、そして結ばれた。だが二人の絆は想い合うが故に迷いが生じ、世間体という大きな壁に阻まれあっけなく崩れ去った。2年の月日が流れた今でも、二人の心にはずっと互いの存在が大きく居座り続けている。それぞれの後悔を募らせ続けた二人。未練への溢れ出す想いを伝える時が来る。透き通る水色の恋心が重なり合う。