夫との離婚劇を経て自己の同一性を失った「絵理香」は俗世から離れ自分を見つめ直す為に「浄蓮:しのぶ」の寺に体験修行に訪れる。檀家や世間からは評判の良い「浄蓮」であったが、その正体は弟子の「千尋」との女の情欲に溺れ、体験修行にきた女性達を次々と毒牙にかける淫乱怪僧なのであった…。